今回は先日レビューした苫小牧の「ポポラーレ」さんを取材してきたばい!
苫小牧ポポラーレは2021年の7月にオープンした、まだ出来立てホヤホヤのピッツァ&本格イタリアンのお店
これからどんなお店になっていくのかぼくも興味を持って、今回取材に行ってきたん
・ポポラーレを出店した経緯
・ポポラーレのこだわりやコンセプト
ってことで、なんでこの土地にオープンしたの?とか、お店のコンセプトやこだわりとか、オーナーさんの想いとか、に興味を持った人はぜひ1度読んでみてね^^
※ポポラーレのおすすめメニューやランチのレビューは下記記事より※
目次(タップして読みたいところから読めるばい!)
苫小牧ポポラーレのオーナーはどんな人?お店を持った理由
まず、苫小牧ポポラーレは北海道出身の「木村」さんって方がオーナーをやっとるよ
専門学校を卒業後東京へ
木村さんはもともと札幌の「光塩学園」っていう調理専門学校を卒業して、その後一旦東京の銀座にある「うかい亭」っていう鉄板料理屋に就職するんよね
しかもトランプさんが来日した時にも安倍首相と会談したお店なんやって
サラッと言いよったけどやばすぎる(笑)
フレンチと和を融合させた鉄板焼きのお店ってことでかなり気になるよね
札幌へ戻りいろいろなお店でさらに経験を積む
で、木村はそのうかい亭で4年ほどサービスを学んだ後に札幌に帰ってくるんやけど、もともと学生時代にアルバイトで勤めとった「株式会社イーストン」っていう飲食店を経営しとる会社に就職するんよね
ここは札幌にある「いただきコッコちゃん」ってお店を経営しとる会社
わかる人もおるかな?
なんと客単価3万~5万が当たり前の一流レストランから、客単価2000円~3000円の飲食店に移るんよ
飲食店もジャンルやお店の形態によって経営方針も様々やし、客単価によっても運営方法は全く変わってくるけん、またここはここで学びがいろいろとあったんやろうね
実際スタッフも高校生とか大学生がメインで、そこでの仕事の仕方とか教え方とかまた違った角度から経験できたみたい
その後はまたEst Est Estっていうイタリアンに4年ほど勤めて、さらに株式会社BARRELが経営する The Meat Shopってところにも勤めたんやって
そういった経験を経て今年に入って苫小牧に「ポポラーレ」をオープンさせたと
実は保育園を経営したかった
そんな木村さんやけど、実は最初から「自分のお店を持ちたい」というような目標を持って働いてたわけやなかったみたいなんよ
将来的な目標としては「保育園を経営したい」というが1番
全く予想してなかった回答にぼくも正直びっくりした(笑)
というのも、もともとは保育士さんになりたかったみたいで、でも高校生の頃の職業探しの授業でその給与の現実を知った時に、ちょっと選択するのは難しいなと思ったみたいやね
実際ぼくの地元でも保育士になった友人がおるけど、手取り月12万円という給与事情は聞いたことあるし、たとえその仕事がやりたくても現実問題お金は大事やけんね~
高校生の頃にそこまで考えて決断した木村さんもすごいけど(笑)
ただ、大人になって飲食の仕事をする傍ら、やっぱり子供のことが好きだってことに気づいてまた子供と携わりたいという願望も出てきたと
実際に母校のバスケ部の顧問を務めるなどの活動もしてきて、子供の成長を見るのはすごく楽しいと感じたみたいやね
その他にも数年前に札幌で起きた児童虐待事件なんかを見て「何か自分にできることはないか」という想いから「だったら自分が保育園を作れば良い」という結論に至ったんやって
そして木村さんのすごいところは、そういった目標ができた中でただそうなりたいなと思うだけじゃなく、実際に保育園に出向いて実習したり、保育士資格の勉強をしたりといった「行動」まで移したところやね
まずは飲食店から
ちなみに、自分のお店を持った理由としては、もちろん保育園を開園するのにも資金がかかるっていうのがまず1つあるよね
また、もう1つは飲食店ならではの考え方で「食育」というところもアプローチしていきたいと
「食」も大事にした保育園を作っていきたいというのは素晴らしい考え方よね
そこで飲食店を通して経験を積んで社会的信用もしっかりと得た上で、保育園の運営に携わっていきたいってことやったよ
お店を持ちたいという人にもいろいろな想いがあるけど、今回のようなケースは初めてやったね
やっぱり聞いてみらんとわからんバックボーンがあるし、改めて取材は面白いなって思った^^
苫小牧でポポラーレを出店した経緯とお店のこだわり
続いて、苫小牧でポポラーレに出店した経緯とお店のこだわりを聞いてみたばい
出店のきっかけは奥さんが買ってきたほうれん草
苫小牧に出店した経緯は、木村さん自身が苫小牧によく訪れていたっていうのがまず1つあるみたいなんよね
大の釣り好きで休みの日はほぼ苫小牧に釣りに来てたとか
それで苫小牧に慣れ親しんだり土地勘もあったりして出店しやすかったと
でもって、もう1つ大きなきっかけになったのが「奥さんが買ってきたほうれん草」なんよ
とある日に奥さんがたまたま買ってきたほうれん草がめちゃめちゃおいしかったみたいで、それに感銘を受けたんやって
「ただ茹でただけのほうれん草が甘みも旨味も強い」
そういった「食材面」を見ても、地方の良いモノが手に入りやすい苫小牧を選んだと
ちなみに、そのほうれん草は「シマシマファーム」って農家さんが作とって、伊達の道の駅でも買えるみたいやけん、気になった人は行ってみて^^
食材へのこだわり
今伝えた通り、苫小牧への出店は食材がきっかけになっとるくらい「食材へのこだわり」が感じられるよね
ポポラーレでは伊達の野菜はもちろん、それ以外にも胆振地方で取れる食材とかも仕入れて、極力「地のもの」を使ってピッツァやイタリアンを提供することにこだわっとるんやって
他にも野菜だけやなくて牛、豚、鶏とかも苫小牧や苫小牧周辺に揃っとるみたい
苫小牧と言えば海鮮のイメージが強いけど、それ以外にもいろいろと食材が揃う場所なんやってことがわかったばい
特に胆振地方なんかは地震のイメージしかなかったけん、今度寄った時にはそういう食材とかも見てみたいね~
「おいしい食材をおいしく調理して提供する」
結局「シンプルイズベスト」ってことかな?
その他のこだわりについても下記記事に書いとるけん、ぜひ合わせて読んで見て^^
ポポラーレ苫小牧のコンセプトは「地域密着型で庶民的な」
続いて、苫小牧ポポラーレのコンセプトやけど、まずポポラーレには「庶民的な」っていう意味があるんよね
そういう庶民的、かつ地域に密着したイタリアンのお店にしたいってことやった
というのも、イタリアンと聞くと、服装とかちゃんとしていかんといけんとか、特別な日にいく場所とか、ちょっと敷居が高く感じるよね?
けど
「子供を連れて食事する」
「ちょっと一杯飲みにいく」
といった「日常的に来れるような本格イタリアンの店」を目指しとるんやって
たしかにイタリアンというと、ぼくも頻繁にはいかんし、なかなか足を運ぶことも少ないね
パスタも好きやけど本格的なイタリアンのお店には行かんかな
オーナーやシェフ、スタッフさんそれぞれがコミュニケーションを取りながら、料理の提供をしたり食事を楽しんでもらったりしよるみたいやけんね
それこそ夜の営業では「あなた好みのパスタ」っていうメニューもあって、お客さんと好き嫌いとかどんな味が良いとか、コミュニケーションを取りながら「自分だけのパスタ」を作ってくれるんよ
また、こうした「庶民的・地域密着型」といったコンセプトは、さっき話した「子供の食育」にも繋がるところがあって、お子さんを気軽に連れて来てもらって、こういうイタリアンの食や雰囲気ってところも味わってもらいつつ「新たな体験」もできるようにしとるんやって
小さな個人店だからこそお客様の要望に応えたり、お子さんの食育といったところもできたするわけやね
一組一組、一人一人に気遣いのあるお店なんやなってところが、この取材を通して見えてきたばい^^
まとめ(今後のイベントや活動についても)
ってことで、今回の取材は以上になるけどいかがだったでしょうか?
オーナーの木村さんの予想もしてなかった目標や想い、地方のおいしい食材を使ったこだわり、庶民的・地域密着といったコンセプト、などなど
表向きには見えんかったものがこの取材を通して知れてよかったと思う!
その他お店のおすすめメニューやランチのレビューが気になる方はこちら
なお、今後の活動として子供たちにピザ作りの体験してもらう食育のイベントを考えてたり、SNSを通じて発信する限定メニューやキャンペーンなども考えとるみたいやけん、今回の取材記事で興味を持った方は苫小牧ポポラーレさんのインスタもフォローしとってね^^
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がうめし編集長ガウガウ